財務・ESGハイライト現在
ESGハイライト
当社は、事業活動を通じて、世界で活躍できる人材の育成や先端技術による新たな市場創出などの社会課題を解決し、ゲームメーカーならではの視点からステークホルダーとの健全な関係を構築すると同時に、社会的・経済的価値をもたらすことが、持続的な成長に繋がると考えています。上記に対応するため、ESGにおいて4つのマテリアリティ(重要課題)を選びました。
「持続可能な開発目標」(SDGs)の「すべての文化・文明は持続可能な開発に貢献する」という考えと、当社の企業理念にある「ゲームというエンターテインメントを通じて遊文化をクリエイトし、人々に感動を与える」という考えは近しい理念であると考えてい ます。
したがって、当社としては、成長戦略を推進し、これらのマテリアリティへ確実に対応していくことで、持続可能な社会づくりへ貢献していきます。
ESGの取り組みと課題一覧
取り組み | 事業・経営への寄与 | 今後の課題 |
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従業員との関係
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お客様との関係
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地域社会との関係
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当社では、「世界一面白いゲームを作る」という理念のもと優秀な開発者の確保・育成に努めており、この10年間で開発者数は約3倍の規模に伸長しています。新卒を3年で一人前にする育成の仕組みや、若手・中堅の重要タイトルへの抜擢、作りたいものを作らせる環境の確保など、社員の開発スキルやモチベーションの向上を図っています。
世界トップクラスのゲームを開発するには、多種多様な思考を持った人材を揃えることが重要な要素の一つです。そのため、当社ではダイバーシティの推進、とりわけ女性の活躍する環境整備や外国人の積極採用に取り組んでおり、これまで当社になかった新規IPの創出や異色のコラボレーションの成功に繋がっています。
当社ではゲームに対する社会的理解を促したいとの考えから、小中学校を中心に「ゲーム会社の仕事」についての紹介や、その「仕事の多様さ、面白さ、難しさ、そして大切さ」を伝える「キャリア教育」に加え、「ゲームとの上手な付き合い方」を提案する出前授業や、生徒による会社訪問の受け入れを積極的に展開しています。
一般的にオーナー企業は、迅速な意思決定や柔軟性に優れる一方、次代への継承が懸念点として挙げられます。そこで当社では、「経営の透明化・見える化」を目指し、諸種のガバナンス改革を実施してきました。社外取締役を積極的に登用しており、現在、全取締役に占める社外比率は45.5%となっています。
持続可能な開発目標(SDGs)に対する当社の取り組み
SDGsとは、2015年9月にニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える国連加盟国によって採択された、貧困を撲滅し、持続可能な世界を実現するため、世界で優先的に解決すべき17の目標です。
PDF版ダウンロード
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カプコンの価値創造 (PDF:3.09MB/14ページ)